teeの読み方

linuxコマンドの1つである「tee」の読み方を掲載してます。

読み⽅

「ティー」と読みます。

名前の由来

データがT字に流れることに由来

teeとは

画面出力とともに、ファイルへの出力も行うコマンド。

下記は、pingの結果をping.txtに書き出す場合のコマンドとなります。

ping 192.168.1.1 | tee ping.txt

<出力結果>
PING 192.168.1.1 (192.168.1.1) 56(84) バイトのデータ
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=1 ttl=62 時間=2.54ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=2 ttl=62 時間=0.799ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=3 ttl=62 時間=0.947ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=4 ttl=62 時間=0.573ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=5 ttl=62 時間=0.374ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=6 ttl=62 時間=0.811ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=7 ttl=62 時間=0.686ミリ秒

ファイルを確認します。

cat ping.txt

PING 192.168.1.1 (192.168.1.1) 56(84) バイトのデータ
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=1 ttl=62 時間=2.54ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=2 ttl=62 時間=0.799ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=3 ttl=62 時間=0.947ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=4 ttl=62 時間=0.573ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=5 ttl=62 時間=0.374ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=6 ttl=62 時間=0.811ミリ秒
64 バイト応答 送信元 192.168.1.1: icmp_seq=7 ttl=62 時間=0.686ミリ秒

pingの結果がping.txtに書き込まれていることが確認できます。